2010年7月アーカイブ

結構前から、『施主支給』について、たまに問合せがあります。当社にも、商品だけ売ってくださいという問合せがあります。

基本的に、商品だけを売るというスタイルはとってませんが、エリア外のお客様からの問合せには、工事が出来ないので、商品売りをするケースがあります。

施主支給で、安く商品を仕入れる事が出来ますが、その分、工事代金を高く取られているケースが多いのも事実です。

商品の納品の段取りが狂い、工事のロスが出る。

商品の詳細図などの図面が用意出来ていないケースがある。

トラブル時に、商品に問題なのか？工事に問題があるのか？などの問題により、責任をとって貰えない。

メーカー保証がついているはずなのに、施工が原因と言われ、保証の出所が定かでない。

様々なケースがあり、本当の施主支給と言ったリフォームや、新築などのケースは、実際の数は少ないのも現状です。

安く商品を仕入れ、全体的な金額を下げるハズだったのに・・・と言ったケースも聞きます。

当社でも、施主支給に関しては、事前の説明をして、対応する場合と、対応出来ません。とお断りする場合もあります。

例えば、当社はINAXリフォームの加盟店であり、INAXの商品購入の際に、24時間安心ホームサービスなどを付けれるといった特典もありますが、施主支給だと、そういった特典がない。

商品が壊れた時には、メーカーへの依頼、アフター対応などもしなくてはならない。

いろんな、商品を施主支給でやる為に、わずらわしさがあるのも事実なのです。

自分で商品を手配して、足りない部材が出た。それにより、工事が終らなかった。

こういった場合のケースでは、ほとんどの会社が追加工事として、労務費を請求するでしょう。

IHクッキングヒーターや照明器具などの、簡単な物であれば、そういったトラブルは無いでしょうが、キッチンなんかでは、わりと良く聞く話です。

施主支給をする際は、工事を御願いするところとの打合せを、ちゃんとしないと大変です。

上手く制度を活用して、安心・納得の行く仕事をしてもらえるようにしましょう。

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施工事例のアップが遅れてますが、北杜市のトイレリフォームの様子をアップします。

トイレのドアを引き戸に変更。トイレを節水型のタンクレストイレに変えたい。という希望がありました。

介護保険の適用が受けれるお施主様だったので、介護保険を使って、リフォームをしました。

２×４工法の壁を撤去している様子。木造在来住宅よりも２×４は大変です。

壁・床の下地のパテ処理を行います。クロス工事などは、下地が大切です。

クロスは、空気を洗う壁紙を使用しております。消臭・調湿効果もある壁紙なので、トイレリフォームには最適です。

トイレ正面のクロスは黒いクロスを張って、アクセントにしました。全体がシックでモダンなイメージになります。

手洗いの上のスペースにINAXのエコカラットを張りました。これで調湿効果も消臭効果も、更にアップします。トイレットペーパーのホルダーも手すり付きに変えました。

INAXサティス・INAXエコカラット・空気を洗う壁紙を使用した、シンプルモダンなイメージのトイレリフォームが完成しました。

ダイケンの引き戸に出入り口を変更し、バリアフリーにしました。出入り口の段差解消・ドア⇒引き戸などの工事も介護保険の適用を受けれます。

トイレのクロスのアクセント張りや、エコカラットのポイント張りなどは、デザイン性を向上させるだけでなく、調湿・消臭効果のアップも望めます。＋αの提案で、トイレリフォームもイメージをガラッと替える事が出来ます。

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火山灰シラスを使用した自然素材。薩摩中霧島壁を使った自然素材リフォームの現場の様子です。

塗る前の部屋の様子です。6畳間です。

天井・壁クロス張り。床はカーペットになってます。

自然素材の専用パテを使い、下地の不陸調整などを行います。

壁穴補修したボードのジョイントに施工中。このパテは、水で練ると、紫色っぽくなります。

ローラーで、専用のシーラーを塗布します。ちょっと酸っぱい匂いがします。クロスを剥した部分、クロスの上などにも同様に塗布します。2回塗り、浮いたクロスの裏紙などを丁寧に取り除きます。

天井は、空気を洗う壁紙を貼ります。こちらのクロスにも調湿・消臭効果があります。

壁が白いので、壁よりも天井の色を暗くして、部屋のイメージを落ち着かせます。

真っ白い薩摩中霧島壁ライトを施工中。1度塗りつけ、その後、刷毛や、櫛目を立てて、模様をつけます。

面白そうなので、ちょっと私もやってみました。ホウキの先っぽのような物で、刷毛引きします。

壁は1面ごとに仕上げて行くため、結構時間掛かります。

こて塗りで平滑に塗りこみ、その後、刷毛引きで模様をつけているようす。

完成した様子。天井の照明器具も替えました。

呼吸する壁。薩摩中霧島壁を塗り、快適な室内環境が出来上がりました。床のタイルカーペットは、汚れた部分だけ取り替えるのも簡単です。フローリングのようなヒンヤリ感もありません。

自然素材を効果的に用いたリフォームです。

壁が白いので、天井は明るめのグレーにして、部屋のトーンを少し落としました。

床も、こげ茶のタイルカーペットを市松張りで施工してます。全体的にシンプルでシックな部屋になりました。

１００％自然素材を用いたリフォームよりも、クロスやタイルカーペットなどを効果的に使うほうが、コストも抑えられ、仕上がり、工期も短く済みます。今回のリフォームは工期2日間で施工しました。

部屋の空気環境の改善により、アレルギーなどの症状の緩和も、報告されております。

薩摩中霧島壁も、自然素材なので、はっきり言って、仕上がりに関しては、好みが分かれると思います。仕上がりだけを見れば、クロス施工の方が、安価でキレイに仕上がるし、自然素材だと高価で、メンテナンスに難もあります。

使い方が難しい材料だけに、お客様の要望に対し、ちゃんと説明して選んで頂ける提案を、HarKでは行っております。

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