先日、無尽に行ったとき「耐震補強ってのはどうなの?」という質問がありました。
自分自身、日々勉強していますが、日進月歩、いろんなモノが出ている。
先日もDaikenのかべ大将という部材の設計施工研修会に参加して来ました。
特別な金物を進めるような工法ってのよりも、やはり、筋違補強や、耐力面材を張って、壁倍率を増やし、且つ、腐朽部分の交換、基礎の補強など、基本的な工事目線で、自分は耐震補強を考えているし、実際の仕事の取組みでもやっていると。
新しい工法も、勉強はしているが、採用にあたっては、かなり研究して、納得出来ないと勧められないです。
各自治体で耐震補強の助成金や、無料耐震診断などが受けられる。
しかし、実際、自治体に依頼した設計士が、床下に潜ったり、屋根裏に潜ったり・・・という話はあまり聞かない。そして、実際、無料耐震診断を受けて、工事につながるケースは20分の1程度というから驚きです。
耐震補強というリフォームに、なぜお客様が踏み切れないのか?
1・コストが高い。
2・その工事をしたら、どういうメリットがあるのかの説明を出来る人が少ない。
3・悪徳リフォームに多いジャンルだけに、慎重になる。
これらの現実が、耐震リフォームを遅らせる要因になっているようです。
山梨県の建築士会でも、全国的にみても、山梨県での耐震リフォームが少ない。実績を増やしましょう!なんてのは、去年から騒がれていた。
今年3月の震災以降、当社にも相談は1件しか無かったです。ホームページからは。
阪神大震災の時の、直下型地震での家の倒壊での死亡率が多かった。
それから、耐震に対する様々な技術や、考え方が生まれ、色々な制度も生まれた。
直下型地震による、家の全壊、倒壊を一時的に防ぐのが、耐震補強。つまり、何度でも地震に耐えられるという物ではない。
耐震・制震・免震と、3つの似た言葉があるけど、どれも考え方も違うし、やる工事内容も違う。
ただ、いろんな考え方や、工法があるという事。
昔は建替えしか、考えない時代があったけど、今はリフォームの技術も進み、リノベーションという考え方も増えてきたから、当社でも、当たり前のように耐震補強などはしてきていた。
大げさに助成金貰うために、たくさんの費用を投入しなくても、出来る工事はあります。
家全体で考えなければ、コストも安くなります。
耐震も、節電も、省エネも、ちょっとしたことでも効果的に工事をすれば変わります。
不安を煽ったりする営業や、知ったかぶりの知識で仕事をしている業者さんには、気を付けて下さい。
財団法人 日本建築防災協会のホームページはこちら↓
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/
お客様のニーズに合わせた提案。わかりやすい説明を目指して・・・
リフォーム専門店HarKは、山梨の地元のお客様に、安心を提供していきます。
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