今日は、堅い堅い話。
ドラッカーの言葉に「プロにとっての最大の責任は、2500年前のギリシャの名医ヒポクラテスの誓いのなかにはっきり示されている。『知りながら害をなすな』」である。
医者・弁護士、ビジネスマンのいずれであろうと、顧客に対して、必ず良い結果をもたらすとの保証を与えることはできない。最善を尽くすことしかできない。しかしながら、知りながら害をなすことはしないとの保証は与えなければならない。顧客となる者が、プロたる者は知りながら害をなすことはないと信じられなければならない。これを信じられなければ、何も信じられない。
したがって、『知りながら害をなすな』との言葉こそ、プロとしての倫理の基本であり、社会的責任の基本である
『知りながら害をなすな』これこそがプロフェッショナルの責任であり、真摯さだと思います。では「知りながら害をなすな」とは、どういうことでしょうか。
それは、実は顧客のためにならない・社会のためにならないことだと知っていながら、自分の利益・自社の利益のために、こきゃくにとって害になることをしてしまう、提案してしまうこと。意訳すると、利己的な行動ということです。
ドラッカーは利己的な行動をする者は、プロフェッショナルではない、真摯さのかけらもないと言っている・・・
独立した時から、自分はプロで在りたい!という意識を持っていた。もっとお客様にとって、良い仕事がしたい!この強い気持ちが独立へと変わって行った。
会社に勤めれば、ノルマもある。営業マンは契約ノルマ。現場監督は施工粗利アップ、追加工事獲得。どこのハウスメーカーでも、数字としてノルマがある。上記に書いたドラッカーの言葉に反する行動が、会社員としては当たり前になることもある。
ノルマがあるから、必要の無い高い物を薦める。ノルマがあるから、不当な工事費の請求もある。
利己的な会社だから、ノルマもある。
ハウスメーカーや、ある程度の社員がいる会社は、皆、沢山の経費が掛かる。
効率化を進めば、ある程度の人数で仕事をしないとならない。
沢山稼ぎたければ、ある程度の人数の社員が必要になる。
人件費が掛かる。稼げる時に稼がないと、会社を維持出来ない。
だから、ハウスメーカーや、大きい会社が工事費が高いのも、悪いなんて言わない。そうしないとやって行けないから。
建築に関わる人は、世の中に沢山いる。経験の全く無い素人もいる。経験があっても、仕事が出来ない人もいる。プロと呼べる人が少ないのも事実。自分も経験が少ないかも知れない。
でも、その中で、プロとしての誇りを持ち、お客様に得して貰える仕事をする為に、自分は独りで仕事をすることを決意した。人件費を削り、素人に仕事を任せない。自分が信頼出来る仲間と、一緒にプロの仕事をする。
リフォームという仕事柄、沢山の失敗例や、恐ろしい仕事の跡をよく見る。
「なんでこんな仕事を・・・?」と疑問に持つような仕事を沢山見てきた。
ドラッカーの言葉に、深く感銘を受け、仕事に真摯に取り組む。
目先を見るのではなく、5年後、10年後・・・と、長持ちする財産としての家を守る為、自分はリフォームの仕事を選んだ。
2011年。プロフェッショナルとしての仕事を供給し続けます。
もっと良いサービスを提供出来るように。プラスαの仕事をして行きます。
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